最強!地球上で最も人間の命を奪っている殺人生物!

地球上で最も人間の命を奪っている殺人生物とは?

地球上で最も人間の命を奪ているのもは?『殺人生物ランキング』トップ15

人間を殺す殺人生物ってなに?

日々、世界中で新たな人間の生命が誕生しており、またそれと反対に生命を落としている人間が大勢います。日本では一日に約2,600人弱(2017年度)の赤ちゃんが生まれ、死亡している人は約3,660人(2017年度)になるそうだ。死因に関しては病気や事故など様々なものがあるが、生物によって命を奪われる事も少なからずある。今回凄く興味深い世界で最も人間の命を奪った『殺人生物』についてまとめてみた。

 
厚生労働省は22日、2017年の人口動態統計の年間推計を発表した。国内で生まれた日本人の赤ちゃんは94万1千人で、100万人を2年連続で下回った。統計の残る1899年以降、最少を更新する見通し。死亡数は戦後最多の134万4千人に上り、出生数が死亡数を下回る「自然減」は初めて40万人を超えそうだ。子育て支援の充実などが一段と重要になっている。
 

人間を殺す殺人生物
 
2017年に生まれた日本の赤ちゃんは941.000人、この人数を1年の365日で割ると1日に生まれた赤ちゃんは2578,082人つまり約2,578人となる。
2017年度に日本で死亡した人数は1,344,000人、この人数を1年の365日で割ると1日に死亡した人数は3682.191人つまり約3,662人となる。

 
【関連リンク】平成 29 年(2017) 人口動態統計の年間推計 – 厚生労働省
 

殺人生物目次


第15位【サメ:鮫:Shark】

年間犠牲者:約10人

 
国際サメ襲撃ファイルによれば、1958年~2016年の間に2,899人がサメに襲われ、そのうち548人が命を落としています。最もサメによる死亡事故が多い国はオーストラリアで、1791年以降、1032人が襲われ、236人が亡くなっています。世界にはおよそ480種のサメがいますが、そのうち人間の脅威となるのは『ホオジロザメ』『オオメジロザメ』『イタチザメ』の3種に絞られます。これらの種類はいずれも年間で『2桁』の死亡者を出しています。他の種類のサメと比べて身体も非常に大型になり力が強いため襲われた場合には重症化する可能性が高く、その重症化から死亡事故に繋がる可能性が高くなります。
 
Shark

 
大型個体のサメは『アザラシ』や『オットセイ』など海洋哺乳類が主食ですが、アザラシと人間を見間違えて襲うという傾向あります。サーフィン板等の上で腹ばいになってパドリングする人間の動きや、ウェットスーツを着て足ヒレを動かす姿が、下から見上げるとアザラシと誤認する事もあるといわれ『ホホジロザメ』などの大型サメの鋭いノコギリ状の歯は噛みつかれたときには人間にとって全ての生物にとって致命傷とあります。

 
映画『ジョーズ』の影響か、とても凶暴凶悪のイメージがあるサメですが、サメの襲撃による犠牲者は毎年10人くらいです。アメリカではディスカバリーチャンネルで『シャーク・ウィーク』(1週間)があるほど。けれど、サメが人を襲う数は、人が海岸で雷に打たれる数よりも遥かに少ないそうです。

 
【目次】
 

第14位 同率オオカミ【狼:Wolf】

年間犠牲者:約10人

 
世界的に見ると、現在ではオオカミに襲われることじたいはかなり少なくなってきており、襲撃事件の多くは、インドやその近隣諸国など一部の国に限られています。統計では1952~2002年までにヨーロッパとロシアで8人、北アメリカでは3人、南アジアでは200人以上がオオカミに襲われて死亡しています。犠牲者の90%以上が子どもで、特に10歳以下がほとんどを占めます。大人が襲撃されて殺されるケースは本当にまれで、そのほとんどが女性になります。
 
オオカミ
 
オオカミは警戒心が非常に強く人間の前に現れる事がほとんどないと言われています。しかし一度、遭遇するとその場で襲われる可能性が高く、さらわれて仲間の餌にされてしまいます。
そんなオオカミは年間に約10人の人間を襲撃殺害しています。日本でもハイブリッドの『オオカミ犬』による、死亡事故が報告されています。

 
オオカミは襲うか?
オオカミは人を襲いますか?という質疑をよく見かけますが質疑への返答として『基本的には襲わない』との返答もこれまたよく見かけますが、実際のところは人を襲撃して殺してしますし、人体の一部を損失するような負傷を負わせることもたまにあります。ただオオカミが人間と遭遇して襲うこと自体が稀であるということになります。余談ですが『赤ずきんや』『三匹の子豚』『狼と7匹の小ヤギ』などで悪者として登場するオオカミですが人と遭遇しないで自ら人を襲うことは本当に稀だそうです。

 
【目次】
 

第13位 ライオン【獅子:Lion】】

年間犠牲者:約100人

 
あまり知られていないことですが、基本的にライオンは人間を食べません。飢えによる人間を獲物として襲撃するのは最後の手段のようです。しかしライオンは様々な要因から異常に振る舞い、異なる獲物を求めることが極まれにあります。そして、人間を喰らうようになった理由は単なる飢えよりも、遥かに奇妙なものだと言われています。
 
ライオン
 
人食いライオンで有名な事件は『ツァボの人食いライオン』1898年3月から同年12月にかけてイギリス領東アフリカ(現:ケニア)のツァボ川付近で発生した2頭の雄ライオンによる獣害事件でライオンが人間を襲って喰らう事件がありました。当時、現場のケニア-ウガンダ間のウガンダ鉄道敷設によるツァボ川架橋工事中に人食いライオンが現れ、その作業員28人が襲撃されて殺され食べられたされています。このライオンたちが何故人間を襲撃して喰らったのかは、いまだに解明されていません。

 
アフリカや自然に生息しているライオンに殺される例もあるのですが意外と多いのが『動物園』などでの事故だそうです。動物園では飼育員が襲われ、サファリパークでは客が襲われて死亡した事例なども報告されています。現在はライオンの襲撃による被害の年間死亡者数は約100人です。

 
【目次】
 

第12位 同率 ゾウ【象:Elephant】

年間犠牲者:約100人

 
一般的に普段は温厚な性格の象だが、一度暴れると手がつけられなくなり麻酔を使って眠らせるが、最悪の場合『銃殺』となってしまうことがあるようだ。インドの象は飼いならされている事もあり、暴れる事は滅多にないが本当に危険なのは野生の象だ。穏やかで優しい感じのする象ですが『ライオン』と同等数の人間を襲って殺害しています。

 
象が人を襲う原因として人口の増加により、象の生息地に人が踏み入り、食料や、水が不足しているが原因と言われています。巨体のゾウは一日に約300キロの草と約200リットルの水を消費するといわれ、食料不足から人里まで足を運ぶようになり人間と遭遇して興奮して人間を襲った考えられる事件が発生しています。
 
ゾウ
 
ゾウによる襲撃死亡事故の多くはインドで起きており、インド国内だけで襲撃されて負傷した人数は毎年300人近くになります。これは急激な都市化によって生息地を破壊されたゾウたちが、食べ物を求めて人里に降りてくるようになったからです。ゾウは畑の作物をあさり、ほとんどを食い荒らしてしまいます。

 
そのうえ、そこで人と遭遇してしまった場合には、興奮して遭遇者めがけて突進してくることがあるのです。最大5トン以上にもなる巨体が人間めがけて突進してくるわけですから直接接触すると軽症で済むことはほとんど無く重症化する場合がほとんどです。象に襲われて命を落とす人は年間約100人と報告されています。

 
【目次】
 

第11位 カバ【河馬:Hippo】

年間犠牲者:約500人

 
動物園でも人気のある動物だが実際はかなり危険な生物です。動物園でカバを見ると『のんびりとして穏やかそう』に見えます。ですが、野生のカバが住むアフリカでは、最も危険な大型動物とみなされています。カバは、縄張り意識が非常に強く縄張りに侵入した物はどんな生物でも容赦なく攻撃を仕掛けます。

 
彼らの人への攻撃方法は突進して体当たりしたり牙で突き上げたり噛みついたりします。2014年には、船で川を渡っていた12人の学生が、カバによって船をひっくり返され全員が溺れて亡くなっています。
 
カバ
 
また、カバは時々作物のある畑に訪れて収穫物を食い荒らしていくことがあります。その時に人と遭遇することカバに襲撃されて死亡事故に発展する場合があります。一見、カバはのんびりとしていて穏やかでトロそうですが人間よりもずっと早く移動することができます。体長約3~5ートル以上・体重も約2トン以上の巨体ですが走る時の最高時速は40km以上です。

 
アゴの開閉は150度以上も開き噛む力は約1トン以上に達し水中では長時間潜水可能で自由に動き回れます。そのため襲撃されて突進から逃げ切ることは簡単ではありません。一見して全く凶暴さを感じないカバですがライオンの5倍以上の人間を襲撃しています。年間での死亡者数は500人となっていますがアフリカでは最も多い時で約2,900人が襲撃されて死亡したらしい。

 
【目次】
 

第10位:ワニ【鰐:Crocodile】

年間犠牲者:約1000人

 
日本に住んでいればよほどのことがない限りワニに襲われるなどなどと事態は起こらないのだが、この世界にはワニの脅威にさらされながら日々暮らすに人々も存在する。クロコダイル科のワニは全部で23種類ですが、その中で最も非常に危険とされているのがワニの中で最大で、人間を襲って食べる可能性が最も高いと言われる『イリエワニ』と言われています。平均的なオスは体長約5メートル以上、体重450キロ以上だが、体長7メートル以上、体重1トン以上の個体も珍しくない。

 
残っている記録によると最大のイリエワニは体長が8.5メートル以上もあったと記されている。イリエワニの生息地は東南アジア、ナイルワニはアフリカに生息しています。どちらのワニも非常に攻撃性が高く人間を捕食することで知られています。特にナイルワニは、人が暮らしている場所の近くに生息しているため、犠牲者の数もかなり多く出ています。
 
ワニ
 
犠牲者の多くは『川で洗濯をしたり』『漁をしたり』『泳いだり』している時に襲われており襲撃された際に噛みつかれて水の中に引きずり込まれ致死率は60%近くに達しています。最新の研究によると、ワニの仲間の噛む力は、現存する生物で実測された数値としては地球上で最強だという。そんなワニに狙いを付けられたらひとたまりもありません。しかし、ワニの陸上での最高スピードは時速18km。一般の人間は思いっきり走ると時速20kmくらいと言われているので、普通に走っても逃げ切ることは可能だろう。

ワニ
 
しかも、ワニは長距離を走るのが苦手である。ワニの捕食方法は、水の中でこっそりと獲物に近づくというやり方が一般的だ。その為、陸よりも水中にいる時の方が断然早くなる。なんと水中では時速32kmも速さで動くのだ。また、水の中では音を立てず静かに動く。目が頭の上に位置しているので、水面の状態を確認しながら泳ぐことができる。しかも水中に最高で1時間も潜ることができるのだ。小さなワニならほとんど人が襲われることはないだろう。なぜなら彼らは柔らかい餌を好み、無理な捕食をしようとしないからだ。自分より小さいサイズのものを餌とすることで知られています。

 
ところがやっかいなのが成人の身長よりも大きなワニだ。人よりも大きい為、人間が餌の対象になってしまう。かなり成長したワニは2.5m~34mもあり、重さは500kg以上にもなる。人間の方も気が気じゃないだろうけど、向こうもかなり用心している。ワニが歯をカチカチいわせ唸っているのを見たら、それは襲おうとしているのではなく、防御の身構えをしているので絶対に近づかない様に気を付けよう。年間で1,000人の犠牲者が出ており、捕獲されたワニの腹から人間の遺体が出来てきた事例もある。

 
【目次】
 

第9位:サナダムシ【真田虫、条虫、絛虫:Tapeworm】

年間犠牲者:約2000人

 
サナダムシは、特にヒトに寄生するものはあまりにも大きいため、健康に大きな影響があるといわれることが多かった。しかし、寄生者が終宿主となるべきヒトの健康に負担をかける行為は、自らの命を危険にさらすことであり、進化の過程でそのようなことが起こらない性質をある程度は身につけているとも考えられる。危険なのは、ヒトを終宿主としない種が体内に入った場合である。

 
腸内で成熟できない場合、幼生のままで体内を移動して本来寄生すべきでない部位に定着し、さまざまな弊害を出す場合がある。幼生が体内に寄生して内臓を圧迫・破壊したりする(有鉤条虫など)さらに無性生殖をする種(エキノコックスなど)では最悪の場合、死の危険がある。未だ成虫が知られていない、芽殖孤虫というのもある。

サナダムシ
 
サナダムシは基本的には寄生虫であり、様々な種類がいます。その中で最も犠牲者を出しているのは、有鉤条虫(ゆうこうのうちゅう)と呼ばれるブタに寄生する種です。この虫の卵が付いた生焼けの豚肉や、飲み物を口の中に入れることで、嚢虫症(のうちゅうしょう)と呼ばれる感染症にかかります。

 
嚢虫症の症状は、有鉤条虫が寄生する場所によって異なりますが、脳に寄生された場合が最も重症化しやすく、脳内に液体がたまる脳水腫などを引き起こして死亡する可能性が高まります。人間は鮭から感染するが、ネズミを捕食する”猫”にも感染するそうだ。サナダムシは成虫になると、体長が5~10mにもなるとの事で、サナダムシは年間に約2,000人もの命を奪っています。
 
【リンク】:サナダムシ:Wikipedia

 
【目次】
 

第8位:カイチュウ【回虫・蛔虫:Ascaris lumbricoides】

年間犠牲者:約2500人

 
カイチュウは、人類や哺乳類の小腸に寄生する最もポピュラーな寄生虫です。土中にいる一般的な寄生虫であり、最も人の感染者数が多い寄生虫でもあります。その感染者数は、およそ全世界で約10億人以上に達します。

 
ただし、数匹程度の感染なら健康上は全く問題がないとされています。カイチュウは、人の小腸の中に生息しており、摂取した栄養を奪い取って感染者を栄養失調にする。また、毒素を分泌して腹痛や下痢などをもたらします。このようなことが起こるのは、カイチュウが多量に体内に存在する場合だけに限られます。
 
回虫
 
回虫の死に至るような障害については次のようなものがあります。数十匹、数百匹も寄生すると激しい障害が起こる。幼少期なら栄養障害を起こし、発育が遅れる。毒素により腹痛・頭痛・めまい・失神・嘔吐・けいれんといった症状が出る。虫垂に入り込んで虫垂炎の原因になる場合も稀ではなく、多数の回虫が塊になって腸閉塞を起こす事もあり、脳に迷入しててんかんのような発作を起こす例もある。

 
寄生虫である回虫は人間をはじめとした多くの哺乳類に寄生する。感染経路としては、肥料に使われていた『人糞』からだと言われています。またサナダムシと同じく犬や猫にも寄生する場合があるそうです。そんな回虫に感染して、年間に約2,500人以上もの人類の生命が奪われています。
 
【リンク】:回虫:Wikipedia

 
【目次】
 

第7位:淡水の巻貝【(住血吸虫症):Schistosomiasis】

年間犠牲者約10,000人

 
近年カタツムリは猛獣よりも危険とされているが、その中でも危険なのが『淡水カタツムリ』淡水カタツムリ自身が人の命を奪っているわけではなく、この種に寄生している寄生虫がもたらす感染症によって多くの死亡者が出ています。川や湖などに住む本種は、住血吸虫と呼ばれる寄生虫を体内に飼っており、その虫卵を水の中に排出します。

 
この寄生虫が孵化して、人間の皮ふや口の中から入り込むことで感染し、死に至る可能性もある『住血吸虫症』が引き起こされます。その症状は最初に発熱、下痢、腹痛が現れ進行すると肝硬変が起こり腹水などの症状が見られるようになります。また男性では膀胱がん、女性では不妊の原因になることで知られています。

淡水の巻貝
 
住血吸虫症(じゅうけつきゅうちゅうしょう、Schistosomiasis)とは、住血吸虫科に属する寄生虫に感染することにより引き起こされる病気の総称である。致死率こそ高くないものの、長期にわたり内臓を痛める慢性疾患であり、社会的経済的影響が大きい。淡水産の巻貝が中間宿主となっており、皮膚を汚染された水に浸すことで感染する。 WHOによれば、世界77ヶ国で2億人以上が感染しているとされる。

 
殺人カタツムリの中には『広東住血線虫』を媒体しており人間に感染すると脳や脊髄などの中枢神経に寄生し体を蝕んでいく症状も確認されている。広東住血線虫症(カントンじゅうけつせんちゅうしょう、英:angiostrongyliasis)とは広東住血線虫(Angiostrongylus cantonensis)の幼虫寄生を原因とする人獣共通感染症。

淡水の巻貝
 
広東住血線虫の終宿主はネズミであり、ネズミから排出された第1期幼虫が中間宿主であるナメクジ類に摂取されると、その体内で第3期幼虫まで発育する。このナメクジ類がネズミに摂取されると第3期幼虫は中枢神経に移動し、第5期幼虫まで発育する。第5期幼虫は肺動脈へと移動して成虫となる。中間宿主が待機宿主に摂取されると第3期幼虫のまま寄生する。

 
ヒトでは中間宿主や待機宿主に汚染された食品の摂取により寄生が成立する。ヒトの体内に侵入した第3期幼虫の多くは中枢神経へと移動し、出血、肉芽腫形成、好酸球性脳脊髄膜炎などを引き起こす。サイアベンタゾールやメベンタゾールなどが治療に使用される。第3期幼虫が中枢神経へ移動する理由としては、免疫システムからの回避、成長に必要な脳由来酵素の獲得、槍型吸虫やロイコクロリディウムのような宿主のコントロールといった仮説が挙げられる。

 
【目次】
 

第6位同率:サシガメ【吸血昆虫(シャーガス病):Reduviidae】

年間犠牲者:約10,000人

【見出し_01:h3】

 
カメムシ類である「サシガメ」は、シャーガス病を媒介している殺人昆虫です。サシガメ(刺椿象・刺亀虫)はカメムシ目カメムシ亜目のサシガメ科 Reduviidae の昆虫の総称。世界で900以上の属に分類される6,000種以上が知られる。時にはサシガメ上科の他の科を含めて「サシガメ」と総称することもある。

サシガメ
 
特に中南米に生息する一部のサシガメは、ヒトの血を吸ってシャーガス病という感染症を引き起こすことで知られています。シャーガス病とは感染症の1つで、吸血性であるサシガメに刺されて感染する。感染症状は、脳脊髄炎、心臓障害で犬にも感染する。

 
一般のカメムシ類とは異なり捕食性である。多くの種は主として昆虫などを捕食するが、ヒトを含む脊椎動物に対する吸血性を発達させたものがあり、昆虫食の種でも捕らえたり触れたりしたときなどに偶発的にヒトを刺すこともある。ヒトなどから吸血する種の一部は感染症の媒介者ともなり、シャーガス病の原因となる。トリパノゾーマを媒介するブラジルサシガメなどの Triatoma 属の種が有名である。

サシガメ
 
シャーガス病は軽い症状の場合、頭痛、リンパ節や患部の腫れだけで済みます。しかし感染者の30~40%の人は約10~30年の期間を経て心肥大になり心不全を起こして死亡します。現在の感染者数は700万~800万人と推測されており、その多くがメキシコ、中央アメリカ、南アメリカの人たちで感染者のほとんどは貧困層で感染したことさえ気づいていないのが現状です。このサシガメの感染症の『シャーガス病】により年間で命を落としている人の数は約10,000人以上。

 
【目次】
 

第5位【ツェツェバエ(睡眠病)::Glossinidae】

年間犠牲者:約10,000人

 
ツェツェバエは、アフリカに生息する人の血を吸うハエです。本種に噛まれると『アフリカ睡眠病』という感染症にかかることがあります。アフリカ睡眠病はツェツェバエが媒介する寄生性原虫トリパノソーマによって引き起こされる『人獣共通感染症』である。

 
病状が進行すると睡眠周期が乱れ朦朧とした状態になり、さらには昏睡して死に至る疾患であり、これが名前の由来となっている。アフリカのサハラ以南36か国6千万人の居住する領域における風土病で、感染者は5万人から7万人と推計されている。
ツェツェバエ

 
アフリカ睡眠病は、熱や関節痛・頭痛から始まり、症状が進むと睡眠周期が日常的にずれだし、日中の居眠りや夜の不眠などの睡眠障害が現れます。それが続くと、常に意識が混濁している状態になり、最終的には昏睡状態に陥って死に至ります。この感染症は約80%以上がコンゴ民主共和国で発生しており、アフリカ全体で感染者数は5万~7万人に達すると推測されています。

ツェツェバエ
 
アフリカ睡眠病の病原体はツェツェバエが媒介するトリパノソーマという原虫である。分類学的にはブルーストリパノソーマ (Trypanosoma brucei) という種であるが、このうち2つの亜種がヒトにアフリカ睡眠病を引き起こす。亜種の違いにより病状に差が出るほか、媒介するツェツェバエにも差があるため地理的分布に差がある。ツェツェバエ(睡眠病)の『アフリカ睡眠病』での年間での死亡者数は約10,000人以上
 
【リンク】:ツェツェバエ:Wikipedia

 
【目次】
 

第4位:犬(狂犬病)【rabies】

年間犠牲者:約25,000人~50,000人

 
狂犬病は、ラブドウイルス科リッサウイルス属の狂犬病ウイルス (Rabies virus) を病原体とするウイルス性の人獣共通感染症である。水などを恐れるようになる特徴的な症状があるため、恐水病または恐水症 (hydrophobia) と呼ばれることもある実際は水だけに限らず、音や風も水と同様に感覚器に刺激を与えて痙攣等を起こす場合もある。

 
毎年世界中で約5万人の死者を出しており、その95%以上はアフリカとアジアである。感染した動物に噛まれた人の40%は、15歳未満の子供であった。ヒトからヒトへの伝播がなく大流行に繋がる恐れもないことから、感染症対策の優先度が低くなる傾向がある。一般には感染した動物の咬み傷などから唾液と共にウイルスが伝染する場合が多く、傷口や目・唇など粘膜部を舐められた場合も危険性が高い。

狂犬病
 
狂犬病ウイルスはヒトを含む全ての哺乳類に感染し、人への感染源のほとんどがイヌであるが、ネコやコウモリなどイヌ以外の野生動物も感染源となっている。通常、ヒトからヒトへ感染することはないが、角膜移植や臓器移植によるレシピエント(移植患者)への感染例がある。

 
症状として潜伏期間は咬傷の部位によって大きく異なる。咬傷から侵入した狂犬病ウイルスは神経系を介して脳神経組織に到達し発病するがその感染の速さは日に数ミリから数十ミリと言われている。したがって顔を噛まれるよりも足先を噛まれる方が咬傷後の処置の日数を稼ぐことが可能となる。脳組織に近い傷ほど潜伏期間は短く、2週間程度。遠位部では数か月以上、2年という記録の報告もある。

狂犬病
 
前駆期には風邪に似た症状のほか、咬傷部位皮膚の咬傷部は治癒しているのに「痒み」や「チカチカ」などの違和感、熱感などがみられる。急性期には不安感、恐水症状(水などの液体の嚥下によって嚥下筋が痙攣し、強い痛みを感じるため、水を極端に恐れるようになる症状)。恐風症(風の動きに過敏に反応し避けるような仕草を示す症状)興奮性、麻痺、精神錯乱などの神経症状が現れるが、脳細胞は破壊されていないので意識は明瞭とされている。また、腱反射、瞳孔反射の亢進(日光に過敏に反応するため、これを避けるようになる)もみられる。その2日から7日後には脳神経や全身の筋肉が麻痺を起こし、昏睡期に至り、呼吸障害によって死亡する。

 
なお、典型的な恐水症状や脳炎症状がなく、最初から麻痺状態に移行する場合もある。その場合、ウイルス性脳炎やギラン・バレー症候群などの神経疾患との鑑別に苦慮するなど診断が困難を極める。この感染症は、日本やオーストラリア、カナダ、アメリカ、ヨーロッパ等では既に根絶されています。狂犬病を発症した場合、致死率はほぼ100%で、これまでに助かった人は世界で4人しか報告されていません。しかし未だに世界150ヶ国で蔓延している感染症であり毎年約25,000~50,000人が亡くなっています。
 
【リンク】:狂犬病:Wikipedia【関連リンク】:狂犬病に関するQ&Aについて:厚生労働省省

 
【目次】
 

第3位:ヘビ【蛇:snake】

年間犠牲者50,000人

 
世界にはおよそ3千種のヘビがいますが、人間にとって危険なのは全体の15%ほどです。ヘビによる咬傷事故は世界中で発生しており、その数は年間120万~550万件で、死亡者数は2万~9万4千人になると見積もられています。

ぺビ
 
その全体の15%ヘビは猛毒を持つ種類が多く、日本でもマムシやハブなどに噛まれて死亡する事故が起きている。しかし世界で最も人を殺したヘビとして知られているのが『ブラックマンバ』一年間で50,000人の人が命を落としているが、毒だけでなくニシキヘビに『丸呑み』にされる事故も起きています。

 
世界で最も多くの人間の命を奪った毒ヘビとして知ら れており、アフリカの神話では『ブラックマンバ』の殺傷力が伝説的に誇張されているほどです。『ブラックマンバ』という名前は、皮膚の色からではなく口内の黒色に由来していると言われています。敵に襲われると口を大きく開くので、その伝説の黒色を確認できます。

ぺビ
 
ヘビによる死亡事故が多い地域は、南アジア・東南アジア・アフリカで、その中でもインドは最も死亡者数が多い国であり、年間1万人以上になります。インドではビッグ・フォーと呼ばれる『インドコブラ』『アマガサヘビ』『ラッセルクサリヘビ』『カーペットバイパー』の4種類のヘビたちが死亡事故のほとんどを占めています。

 
【目次】
 

第2位【人間】

年間犠牲者:約475,000人

 
人類同士の殺し合い、すなわち紛争・テロ・殺人・処刑などにより、一年間で475,000人もの人が命を落としている。不慮の事故はもちろん、最も多いのが『殺人』で最も殺人事件が発生している国は「ホンジュラス」でこれまでに90万人もが殺されたそうだ。

人間
 
ちなみに日本は治安の良い国として知られているが、平成 17 年以降の殺人の認知・検挙件数はともに減少傾向にあり、27 年の認知件数は戦後最少の 933件、検挙率は 100.5%となった。検挙率は平成 24 年を除き 95%以上の高水準で推移したと発表がありました。

殺人
 
人類の歴史は人殺しの歴史ですね。動物の中で人間が人間を一番殺しているという最悪な結果になっています。何故、人間は人間を殺すのか?これは人類の永遠のテーマです。

【リンク】: 【平成26,27年の犯罪情勢】

 
【目次】
 

第1位:蚊【malaria:dengue fever】

年間犠牲者:725,000人

 
蚊にさされることで伝染するウイルスの影響で、マラリアやデング熱などを発症し死に至るケースは特に途上国などでは珍しくない。信じられないほど多くの命が『蚊』によって奪われている。WHOの調査によれば、蚊に刺されたことから感染症にかかり命を落とす人の数は年間70万人以上に登ると言われている。その死亡原因の多くは『マラリア』で、その他にも『デング熱』『黄熱病』『フィラリア』なども蚊が媒介して感染症にかかり命を落としています。すいます。アフリカでは最も多い時で100万人以上が命を落としている。

 
マラリアはマラリア原虫による感染症で、全世界の100カ国以上にみられ、年間3~5億人の罹患(リカン)者と150~270万人の死亡者があるとされています。その大部分はサハラ以南のアフリカにおける小児ですが、東南・南アジア、オセアニア、中南米などにも多くの発生がみられます。マラリアは『ハマダラカ』が人の血を吸うことで感染し、発症すると高熱や頭痛を引き起こし、ひどい場合には腎不全や意識障害を起こして死亡します。

蚊
 
デング熱は熱帯・亜熱帯地方で主にみられるウイルス感染症で、原因はデングウイルスです。デングウイルスには1~4型の4つの型がありますが、どの型のウイルスでも同様の症状が起こるので、症状から感染したウイルスの型は特定できません。ヒトはデングウイルスに感染した蚊に刺されることによって感染します。

 
たったひと刺しで感染し得る。デング熱に感染した人からメスが吸血すると、蚊の腸の内壁細胞にウイルスが感染する。およそ8日から10日後、ウイルスは他の組織にも広がり、これが唾液腺にまで及ぶと、ウイルスが唾液中に放出されるようになる。蚊はウイルスから有害な影響を受けないようであり、生涯感染したままである。ネッタイシマカは、人工の水容器を産卵場所として好むため、ヒトの近くに住み着き、他の動物よりもヒトから吸血することが多い。ウイルスを保有する蚊が産卵した場合、ヒトスジシマカでは約10%の割合で卵にウイルスが垂直伝播することが明らかとされている。

蚊
 
通常、人間同士の直接感染は起こらない。ただし、輸血、血液製剤、臓器移植は例外である。シンガポールなどのデング熱が流行している国々では、その感染リスクは、10,000回の輸血のうち1.6回~6回と見積もられている。また、妊娠中もしくは出産時に、母親から子供へ垂直感染することも報告されている。そのほか、まれに人から人へと感染することも報告されている。

 
デング熱に対する特別な治療法はなく対症療法が行われています。治療は症状によって異なり、自宅で経口補水療法を行いながら経過を見る場合から、入院して点滴静脈注射や輸血を行う場合まで様々である。入院が必要かどうかの決定は一般的に『警戒兆候』の有無に基づいて行われ、特に既往症のある患者は入院が必要になることがある。患者の不快感低減のために、解熱鎮痛剤として、アセトアミノフェンが使用される一方で、イブプロフェンやアスピリン(アセチルサリチル酸)、ロキソニン(ロキソプロフェン)などの非ステロイド性抗炎症薬は、出血のリスクをさらに増加させるおそれがあるため用いられない。

 
【目次】